エル ミタージュ美術館の貴重な美術品

「エル ミタージュ美術館」と聞いて、皆さんはピンっときますか?大多数の方は知らないのではないでしょうか?しかし、このサイトに訪れたということはエル ミタージュ美術館について何らかの興味を持っていて知っているかもしれませんね♪そんな方もしばしの時間を頂けないでしょうか!?エル ミタージュ美術館の魅力を歴史を踏まえてわかりやすくお伝えします。エル ミタージュ美術館は、メトロポリタン美術館、ルーブル美術館、そして、このエル ミタージュ美術館と世界の三大美術館と言われています。ロシアが誇る世界最大級の美術館がエル ミタージュ美術館なのです。
エル ミタージュ美術館の魅力といえば、その膨大な美術品コレクションの数々ではないでしょうか。莫大な資産を誇ったロマノフ王朝が集めた貴重な美術品の数はおよそ300万点を上回っているそうです。エル ミタージュ美術館の貴重な美術品の中には誰もが知っている「レオナルド・ダ・ヴィンチ」をはじめとして、一度は耳にしたことのある画家や一度は目にしたことがある絵画があちらこちらで見受けられます。絵画が好きな方を満足させるのには有り余るほどの美術品の数々がエル ミタージュ美術館にはあります。実際に自分の目で見るとその感動は計り知れないものになるでしょう。

エル ミタージュ美術館と歴史

エル ミタージュ美術館には変わった歴史があります。それはエル ミタージュ美術館が実際に歴代皇帝の居住地として利用されていたのですよ!あのお城のような広い場所で生活するなどと私のような貧乏人には考えられないのですが…。神田うのさんみたいな人は喜んで住みそうですが、広すぎる部屋はやっぱり落ち着かないですよね!ねっ!しかし、このエル ミタージュ美術館であのエカテリーナ2世をはじめとする歴史上の大人物たちが生活していたのですよ!スゴイ!しかも、大国ロシアの覇権を握っていたエカテリーナ2世がロシア人ではないそうですよ。知ってました?しかも、愛人が100人以上もいたそうですよ。なんともうらやましい!?そんなエカテリーナ2世の治世にエル ミタージュ美術館の歴史は始まりました。エカテリーナ2世のもとに、ベルリンの商人が借金の返済のために自分の所持していた225点もの絵画のコレクションが持ち込まれたことで始まりのようです。エル ミタージュ美術館は、その歴代皇帝が建設したり収集したりして今があるのですが、ロシアの歴史そのものの物語を後世に伝える場所でもあるのです。

エル ミタージュ美術館の特徴

エル ミタージュ美術館の特徴は、現在5つの建物から構成されているということです。エル ミタージュ美術館の中心となる「冬の宮殿(ロマノフ王朝歴代の皇帝の正規の宮殿)」、エカテリーナ女帝が美術品を収蔵するために建設を命じたとされる「小・エル ミタージュ美術館」と「旧・エル ミタージュ美術館」の2つのエルミタージュ美術館、そして徐々にコレクションが増してきたことに対応してニコライI世が新たな美術館の建設を指揮し、完成した「新エルミタージュ」、さらにエカテリーナ2世の命令により建設された「エル ミタージュ劇場」の計5つの建物から構成されています。
さらにエル ミタージュ美術館の特徴として、サンクトペテルブルクという都市の中心的存在だったのです。エル ミタージュは、ネフスキー大通りの西の出発点に位置しており、古代ヨーロッパでは、「すべての道はローマに通ず」と言われていますが、サンクトペテルブルクでは、「すべての道はネフスキー大通りに通ず」と言われています。それほどの大通りの西の出発点に位置するということでエル ミタージュ美術館がいかにその都市の重要視されていたか想像できますね♪

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